最近、メキシコペソ円のトラリピをやめたため、その資金の次の投資先を検討しています。
日本株(松井証券)への入金は、20万円しました。
現在残高が約22万円。
手数料は1日50万円まで無料なので、この残高で何を買っても手数料はかかりません。
さて、今回はYahoo!ファイナンスのスクリーニングで、配当利回り2%、優待あり、20万円以下の条件で調べたところ、「ニッケ」という企業を見てみることにしました。
ニッケという企業
名前は聞いたことがあるけど、イマイチよくわかっていない企業です。
日本毛織株式会社という社名で、通称がニッケのようです。株もニッケで買えます。
繊維業が主ではあるけれども、いろいろな事業を展開し、それぞれが主になれるように方向転換をしているようです。
繊維業なんて、中国とか東南アジアとかが強いに決まってるだろ、今さら国産の繊維なんて使うかよ、なんて考えもよぎりましたが、きっちりと海外展開をしているようです。
以下HPより引用
【衣料繊維事業】
青島日毛織物有限公司(QINGDAO NIKKE FABRIC Co.,Ltd)
中国山東省青島市城陽区双元路青大工業園
青島日毛織物有限公司上海分公司(QINGDAO NIKKE FABRIC Co.,Ltd SHANGHAI BRANCH)
上海市長寧区遵義路107号 安泰大楼(AETNA TOWER)303室
というように、繊維業だけでも中国でバリバリ展開しているようです。
イマイチよくわからないけど、多方に展開しており、かなり強い企業のようです。
個人投資家から見るニッケ(2021年6月8日現在)
・配当利回りは2021年6月8日現在、2.72%と良くも悪くもない数値です。
配当に関しては、減配しないことを方針としており、40年以上減配していないそうです。
コロナ渦の今でも、その方針は変わっていないようなので、なかなかたくましい企業です。
2020年11月期の配当は、合計で27円。
100株単位なので、年間2,700円です。
2021年11月期の予想も同様の2,700円です。
・株価は終値994円。単元数が100なので、99,400円で買えます。
松井証券だと、1日50万円以下の取引は手数料無料で、私の残高も20万円ほどなので余裕をもって買えますね。
ちなみにチャートをざっくり見てみると、2年単位だと、ちょうど真ん中くらい。
10年単位だとちょっと高めの位置にいます。
とはいえ現在のコロナ過を考えると、かなり割安に感じられます。
保有したら売る気はほとんど無いため、今は買い時なのかもしれません。
・優待は11月末日・5月末日の二回に、QUOカード500円分がもらえます。なので年計1,000円分のクオカードですね。
クオカードはコンビニで使いやすく、本屋でも使えるところがあるのでかなり良い優待だと感じます。
・フリーキャッシュフロー
自分がよく見ているのが、フリーキャッシュフロー。いわゆる、営業活動ー投資活動のキャッシュフローです。
2020年11月期で言うと、11,315(百万)円ー6,225(百万)円=5,090(百万)円です。ざっくりというと、このフリーキャッシュフローが多いと、健全な経営ができているということになります。
ニッケは、このフリーキャッシュフローがプラスで、それを何年も続けているようなので、安心感があります。
迷う理由
今現在、本当に買うかどうかギリギリ迷っています。
・減配がないから買いたい
・優待もあるから買いたい
・繊維業って、ユニクロがあれば十分じゃない?と考えるから買いたくない
・でも、ニッケは繊維業だけで行こうとしていないから買いたい
・財務上は健全な経営ができている
まあぐちゃぐちゃです。
ただ、迷ったらとりあえず買っておこうという主義なので、近々(今日か明日)買うことになるでしょう。
まとめ
今回は、【3201】ニッケを買うかどうかというお話でした。
私が個別株を買うときに見るポイントのいくつかをお話できたので、何かしらの参考になれば幸いです。
多分これを公開した直後にニッケの買い注文をしそうです。